時代

バニラマリンP 「【アイマス×EVE ZERO】いぶます!(仮) 加蓮編第10話 4日目[3/3]」 17年09月30日 19時00分


ここ最近のバニラマリンPは以前にも増してキレッキレだと思うのだけれど、むしろ一回一回、動画が刺激的すぎて、見ながらああ面白れぇ面白れぇと言う以上のリアクションが難しいところがあります。どういう切り口でどう説明したらいいんでしょうね、この面白さは。

それはそれとして。思わざるを得ないのは、非常に大雑把に言えば、バニラマリンPの物語はいつも、組織というものの不条理、組織の中で生きなければならない人間の悲哀を描いている、のだけれども。
にも関わらず、と言うべきか、だからこそと言うべきか、その物語は、大局的には組織というものの力を信じられる時代だったからこそ成り立つ物語だ、ということです。
組織の向かっている方向を善だとは信じられなくとも、少なくとも組織の持っている活力そのものは信じられる。だから、自分が組織の中で頑張ることで、あるいは自分の工夫で組織を動かすことで、明日を今日より良く出来る、と思える。根底のところに、そういう信頼がないと成り立たない世界。